漁吉丸ゆみです。魚市場は活気に満ちていて渋滞。
なかなか順番が回ってこないのです。
早朝4時半からずっと待ってて、只今7時過ぎ。
昨日から大漁にサバを曳いている船団もありますが、だいだい今の漁は画像の小魚を曳いている船団が主流です。
通常、「エサ」と呼んでいる魚たち。
大漁に獲るので選別はしないで、そのままタンクに入れていきます。
でも~、よく見て下さい。
魚の種類が分かる方はプロか魚マニアですね~。
コレがスーパーゼンゴと呼ばれる真アジ
コレがキビナゴです。水揚げ状況にもよりますが、今の時期は希少だし子持ちなので高価な魚です。
漁吉丸は、このエサの中からスーパーゼンゴとキビナゴを選別してしまうのですよ。
それを可能にしているのが私を含む選別部隊。
漁には出ずに、選別のみに特化した仕事をする人たちです。
ここで不思議に思うかもしれませんね。
他の船団にはいないのか?って。
基本、いません。
漁師自らが選別を行います。
大漁に獲れて忙しい時のみ家族が手伝いにくる程度ですね。
漁吉丸も、漁師である親方や乗組員も選別するんですよ。
それに加えて選別部隊もいることで、漁師直送の魚を早朝の忙しい時にでも、ちゃんと確保出来るというわけです。
ちなみに、選別部隊は私以外はシルバーです。
70代、まだまだ元気に働けてますよ。
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