学研 教育ジャーナル2月号に
特集「キャリア教育」を考える
いま改めて問う、キャリア教育とは何か?って記事が載っています。
「キャリア教育」って何?
どうも、平成11年12月の中教審答申
「今後の初等中等教育と高等教育との接続の改善について」
が、キャリア教育のスタートらしいです。
この答申の中で
望ましい職業観、勤労観及び職業に関する知識や技能を身につけさせると同時に、
自己の個性を理解し、主体的に進路を選択する能力、態度を育てる教育」が提言され、ここで初めて
キャリア教育という文言が使われたのだそうです。
社会の変化や社会問題に対応するべくできた教育によって
それについていけない若者(ニート)が迷走している・・・という皮肉

仕方ないですね。器用な子もいれば、不器用な子もいるんですから。
身近なところをみても
会社でビジネスの最前線にいる管理職のお父さん
その社会の変化に対応しようと頑張る先生
ころころ変わる学校教育に惑わされるお母さん・・・・・
ま、それはさておき
キャリア教育には 私は賛成です。
平成16年1月 文部科学省
「キャリア教育の推進に関する総合的調査研究協力者会議報告書」より
小学校から段階的に発達する様相と社会の今後の在り方をとらえた4つの能力領域として
人間関係形成能力情報活用能力将来設計能力意思決定能力を具体的に掲げています。
これらの能力は大人に欲しい能力ですよ。
こういうことを念頭においた学校は、
もはや学問機関というより、立派な社会人になるための教育機関ですね。
それでよいと思います。
大人になったらいくらでも好きなジャンルの勉強ができますから
まず自分自身を知り、知識より知恵や思考能力を身につけることが大事だと思いますね。
ただ一人の親としていうと、
これらの能力は簡単に身につくものではありません。小さいときからの積み重ねも必要ですが、親の思考も影響します。
子どもの考え方は親のそれによく似ていますよ

子どもだけの問題にせず
親も先生も意識して、自分も一緒に能力を高めるつもりで子育てをして欲しいですね。
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