高校1年生と中学2年生の息子がいるので、教育にはやっぱり関心があります。
アメリカでは日本のような全国統一のカリキュラムや学習基準がないので、学校または州ごとのレベルを知るためにいろいろな取り組みがなされています。
そして、そのレベルがウェブサイト上で公開されているので、レベルの低い学校は対策を余儀なくされるわけですよ。
その成功例が紹介されていて、
アメリカの例ですが、
毎月模擬試験を行い、生徒たちの弱い部分を分析し、指導をその都度変えてきたという。
つまり、模擬試験の第1義的な目的は「試験への慣れ」ではなく、
指導を子どもたちのニーズに合わせたものにするための情報集めだったわけだ。
この学校区でも10%ほどの上昇を記録している。
個人的には、こういう指導の柔軟性、即応性が活発に出てくることこそ、テストの持つ一番の意義だろうと思う。高校生の長男は、次々とあるテストにうんざりしていますが
こういう観点でテスト結果をみれば気も楽になります。
校内の順位や評価点を目安にしながらも、
あくまでも焦点は大学に合わせて
受験までに弱点を克服すること・・・ですかね

それよりも息子たちを通して気がついたのは、
進学状況や進路について、
私たちの時代とは様子が変わってきているように感じることです。
県立の高校でもスポーツ推薦を採用するようになったので、
学校の成績が悪くても、スポーツの成績(県大会優勝とか)が良ければ入学できるわけです。
これ、私たちの頃には無かったことで、
多少の評価点にはなっても、学力が著しく悪い場合は無理でしたよ。
ということは、
オリンピック選手やプロゴルファーなどが良い例ですが、
小さい頃から特技を見つけて、それを集中的に努力することも
選択肢として有り

ってことです。
そしてまた、そういった目立った選手ではなくても、
柔道や剣道なら、道場の指導者(インストラクター)
音楽にしても、美術にしても、
実力があればホームページデザインや空間デザイナーとか、
今までには普通の人が考えなかった職業が次々と生まれていますからね、
ペットの美容師やら、ヨガやダンスのインストラクターでも立派な仕事として生きていかれるんです。
一方、人に合わせて、与えられた仕事をこなしていただけでは生き辛い世の中になっていきますよ。
一人ひとりが自分の内面を見つめて何が好きで何に夢中になれるのか、
また我が子の内に秘めた能力をみつけたり、引き出したりして、
輝かせて生きること

それがこれからの時代には重要になってきている?

なんて最近、そう感じています。
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