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汚れは水が落とすのか・・・

宇和島ブロックの漁協女性部は環境保護に活動の重点をおいています。なぜなら、自然と共存しているという意識があるからです。

まだ海があまり汚染されていなくて、
の漁獲についても機械が整備されていない頃、

そんなに昔ではありません。
父や祖父たちが若かった頃ですから

ソーナー魚群を探知しなくても、
勘で網をまわして十分を漁獲出来たし
高度経済成長も手伝って、価格も今よりずっと良かったらしいです。

現在、
「漁が無い」のではなく

「漁はあるけど、安すぎて経費がまかなえない」
から、漁師は苦しいんですよね

機械や設備の充実による根こそぎの乱獲も事実だと思います。
現在の漁業は競争社会だから。

曳いた者の勝ち!どころか、
浜や市場で漁があったと聞きつければ海賊団に変身!
その日の晩には、他の船団たちに取り囲まれてしまいます。怖い、怖い・・・

まき網はそんな調子だから、親方たちは
「このあたりで変革して、漁獲物の調整が出来るように販売のルートと販売をする能力を身につけなければ、共倒れしてしまう・・・」
という危機感を持っているわけです。

これは宇和島漁協内だけの問題ではないと思いますよ。

まだ実感がないかもしれませんが
日本の漁獲物と漁師の存続を考えるならば
これから先は漁協レベルだけではなくて、個人レベルでもネットワークを作っておく必要があると思います。地域の枠を広げて。


話が環境保護からずれちゃいましたね

宇和島漁協は漁船漁業が比較的多いんですけど、
主要は魚類養殖や真珠養殖です。宇和島近辺は、といったほうがいいかな?

だから、よけいに海の環境に左右されやすく、
バブル崩壊による価格破壊と
海洋汚染または海水温の異常における真珠貝の大量死は大打撃で
破産した真珠養殖業者が多くでました。悲惨にも自殺者まで出たんです。

それらを教訓に、環境に対する保護と浄化には強い思い入れがありますね。ま、意識については個人差もありますけど。

その点をカバーするために
先日の宇和島ブロック漁協女性部研修大会では
「海から発信、せっけん生活」という演題で講演がありました。

そして、この手元にある資料には
汚れを落とす主役は水であり、石鹸や洗剤は汚れを落とす助剤にすぎない。どんな優れた石鹸、洗剤でも水がなければ、汚れを落とすことができない
と、あります。

日ごろから、石鹸といえども万能ではないと思っている私としては
ちょっと安心した部分であります〜  


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漁吉丸が漁獲した鮮魚

季節によって獲れる鮮魚は、魚種も大きさも違ってきます。 画像を参考にしてください。

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漁吉丸が漁獲した鮮魚を嫁が調理した魚料理です

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