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真珠養殖のこれから?国産の求心力落ちる〜愛媛新聞2005.4.1(金)

今度の愛媛新聞の産地再創のテーマは真珠です。

またまた漁業分野ですね。
私としては真珠の情報は少ないのですが、真珠養殖生産者との交流で得ていることを参考にしながらコメントしてみたいと思います。
では。



記事の概要

(略・・・神戸の様子から始まって・・・)

日本で真珠養殖技術が発明されて以来、神戸の真珠加工業者は日本の海で作られたアコヤ真珠の大半を購入して加工。
国内の卸商や、海外のバイヤーに販売してきた。
神戸はアコヤ真珠の魅力に支えられ、世界の真珠の流通拠点としても栄えてきた。

しかし、神戸の真珠の伝統は今、大きく変化している。
国産アコヤ真珠が約十年間、販売不振に陥り、複数の真珠加工業者が倒産
「アコヤでは商売にならない」
と、外国産真珠の取り扱いを大幅に増やす加工業者が多くなった。

国産アコヤ真珠の求心力が落ち、外国産真珠が台頭したことで、海外のバイヤーが真珠の買い付けに神戸を訪れることも少なくなった。
世界の真珠の流通拠点は外国産真珠の入札会や、大規模なジュエリーショーが開催される香港に移った。

(中略・・・十年後の2003年には生産量67%減、生産高85%減・・・)

十年前と比べ、真珠養殖業者は二割、母貝養殖業者は四割近く減少。
毎年のように、生産者の自殺がうわさされる現状に、ある真珠養殖業者は
「真珠に命まで取られてしまう」
とつぶやく。

(中略)

アコヤ真珠産地を復活させる手だてはないのか。
日本真珠振興会パールプロモーションの高橋洋三委員長は
「解決策はある。日本のアコヤ真珠の素晴らしさを消費者に認めてもらい、ブランド化できれば、アコヤ真珠は永遠だ」
と明快に語る。

その上で、
「業界全体がやるべきことを分かっていながら行動しない。動けない。海や貝、マーケットの問題も大きいが、最も解決を難しくしているのは人間なんだ
と、真珠を取り巻く諸問題を業界が一丸となって解決していく必要性を強調した。




まず、外国産真珠に需要が移ったことで世界の真珠の流通拠点が神戸から香港にかわったこと。私は真珠の生産には関わっていないので情報が不足していたのですが、このことで謎が一つ解けました。

もともと、市場は国内だけではなかったということですね。
そして、日本の加工流通業者が世界の中心にいないということが、大きくアコヤ真珠関係者に影響していると。

現場では、かつての真珠御殿も抵当にとられ、生産者の自殺も噂ではなく事実です。

高橋委員長のいうブランド化もすでに行われています。
何年も前から最高級の真珠を研究して製作している生産者もいます。
しかし、彼らが評価され儲けているという話は聞いたことがありません。
未だに発展途中です。

「男たちは品質の良いものを作れば売れると思っているけど、違うように思う」
と、知人である真珠養殖生産者の夫人は言いました。
彼女は自分自身で独自の販売ルートを開発し、加工も手がけています。
男たちとは違ったやり方で。

高橋委員長の言う「やるべきこと」とは何か、注目していきたいと思います。

  
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